ここではできる限り優秀な人材を採用するために、あらかじめ面接官として備えておきたい知識をお伝えしたいと思います。
面接時に採用者が心得ておくべきこと
まず、アルバイトに応募してくれるということは、お店が家や学校から通いやすい場所にあるという理由が考えられます。そのため応募者=お客さまという意識を忘れてはいけません。この人は採用しないからといって面接を途中で打ち切ったり失礼な態度をとってしまうと、後々悪評をたてられるなどの思わぬ被害を被る場合があります。どんな相手にも丁寧な対応を心がけましょう。
面接時の話だけで、「この人は仕事ができる人だ」と判断するのは難しいと思います。そのため面接では、仕事ができるかどうかという視点よりも、その人の人柄や立ち振る舞いといった人物像を観察するほうが効果的です。たとえ経験がなくても、明るくはきはきと物事を伝えられる好人物であれば、すぐに仕事を覚えて力を発揮してくれる可能性も高いです。反対にアルバイト経験は豊富でも、アルバイト慣れしているが故に手抜きをしたり、無責任な態度をとったりするという人も少なくありません。きちんと挨拶ができるか、表情が明るいかなどの第一印象から感じられる素直さ、そして仕事に対する熱意がどれだけあるかなどを採用時の指標にしてみましょう。
上記を踏まえ、面接時には以下のポイントをチェックするようにしましょう。
チェックポイント
・言葉遣いや態度はきちんとしているか
・髪型、化粧などの身だしなみは問題ないか
・清潔感はあるか
・はきはきと明るく対応ができるか
・他のスタッフとのコミュニケーションがスムーズにとれそうか
・本人が希望する仕事内容と自店の応募条件がマッチしているか