カードローンやフリーローンは無担保で借りることが出来る、保証人も原則不要で、借りたお金の使い道も原則自由などからも利用者数が多くなっています。利用する場合には、商品情報をしっかりと読んで納得した上で利用すること、無理なく返せる金額で申し込みを行う、返済計画をしっかりと立てるなどが重要です。商品情報を見ていると、遅延損害金と記載してある項目を見かけたことがある人は多いのではないでしょうか。そこには遅延利率20.0%などのような利率が記載してあります。貸付利率は年利16.8%などになっているのに、なぜ20,0%の記載があるのか、そして遅延損害金とは何か疑問に感じる人も多いと言えましょう。
遅延損害金は返済遅延においてのペナルティを意味しています。年利20.0%などのように表記してあるものは遅延日数に応じてこれだけの利息を支払って貰うことが記されているわけです。遅延日数に応じて計算が行われるため返済遅延をしないようにしましょう。
遅延損害金は融資を行う金融機関や消費者金融などに応じて異なるのが特徴です。但し、この利率は利息制限法の上限を超えることはないため、20.0%が最高になります。利息制限法は融資を行う時の金利の法律で、10万円未満は20.0%、10万円超100万円未満は18.0%、100万円以上は15.0%以内にすることが定めてあります。遅延損害金についても利息制限法の上限金利を超えないように設定が行われていますが、このお金を支払うと返済遅延をしたことが個人信用情報の中に記録が行われることになり、記録が残っている間は新しい融資を受ける時の審査に影響を及ぼすことになるため注意しなければなりません。
尚、遅延損害金を支払うケースには返済が出来ずに遅延してしまうだけでなく、自動引き落としにしている時に口座に引き落とし可能な現金がない時などもあるため、自動引き落としで返済を行う場合には支払日に現金が入金されていることを確認すると安心です。